6HP

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公式サイト6HP
メディアテレビ 
タグ原作オリジナル対象一般カラー
放送時期2016年秋

関連作品

放送開始日時

放送開始放送局補足
2016年12月30日(金)19時00分TOKYO MX[MX]第1話+ドキュメンタリー
放送情報補足
2016年12月30日19時~20時にTOKYO MXにて、テレビアニメの第1話(後半は未完成の線画状態で放送)+ここまでの制作経緯+村上隆さんの謝罪と言い訳ドキュメンタリーという構成で1時間番組として放送。

2017年に第2話・第3話の放映を目指しているが、実際どうなるかは綱渡り状態となっている。

▼以下、村上隆さんのInstagramの6HPテレビ放送に関する投稿を埋め込み表示しています。

12月30日に30年間の想いを遂げる放映、、、自分的には大イベント、があります。TOKYO MXで1時間、放映する「6HP」がそれです。呼び方「シックスハートプリンセス」というアニメーション作品。でも、全く出来ていません。背景の出来ていないカット140カット。背景のウチへの納品日、一応22日。しかし局への納品日、25日。動画も7分間のCGフュージョンカット、全部間に合わない。でも、線画、背景レイアウト状態で、放映します。納品のその瞬間まで、皆で頑張って、ギリギリまでやりますが、それでも間に合いません。アニメファンであれこれ作品見てきて、ああだのこうだの、思ったりしてきましたが、正直、アニメ制作って、ビルを建てるのに一級建築士の免許が必要なように、そういう特殊な経験、データ、学習が必要なんだ、と今回痛感しています。この作品は僕の夢でもあったアニメ制作であるとともに、25年を経て、自分が現代美術作家としてデヴューした時に言ったことへの自分への返答なのです。だから、アニメであるのとともに、芸術とはなんぞや?特に自分は日本に住み暮らしていて、現代美術の文脈でやることは何が必要なのか、を正直にやるとなると、TVシリーズ形式のアニメを造るしかないのです。 だが、その実態は未完成なモノを放映せざるを得ないという、関わってくれているスタッフに、申し訳ない想いです。 未完成の第一話は(1時間枠で22分が第一話分で、残りは、この作品がココに至るまでの経緯と、僕の謝罪&言い訳ドキュメンタリーという構成なのです。。。)いつの日か、完成版をリリースしたいし、2017年は、2話、3話も放映したいですが、どこまで持つのか、色んな意味での綱渡りです。10月に発売された美術手帖の広告ページに掲載した文面をココに流し込みます。 □■□■□■□■□■□■□■□■□■ 1992年3月号の美術手帖にて、中原浩大、ヤノベケンジ、僕の3人で鼎談し、僕は日本の現代美術業界に 正式にデヴューしました。そこで僕が話したことは、アートの未来はオタクの真髄を突貫しないとダメなんだということ。その後数年間に渡って、日本のオタク文化とアート、、、ここで言うアートとは西欧式のアートなんですけれども、その橋渡しを、アートの本場アメリカとヨーロッパで行いました。しかし、真摯にオタク文化をアートに翻訳し、それがアメリカのアートシーンで受け入れられると、日本のオタクの人々が、一斉に大反発をし始めました。オタク界の頂点の1人「機動戦士ガンダム」の富野由悠季監督が数年前、芸術新潮で特集された僕の五百羅漢図の記事を見て、対談を申し込んできてくれて、そ の時もハッキリ言われました。「あなたはアニメのパクリをやっているわけでしょう。大変な反発を感じた」 と言われました。 オタク文化のパクリの何処がアートなんだ!この商売人が!と言う内容の村上批判が人気漫画で展開したりもしました。20年以上そのしこりは根強くあって、太くて深い溝と線引をされています。<おまえはこっち(オタクの世界)に来てくれるな!>と。そういう反発を食らってもオタク的な文脈とアートとの橋渡しの作品制作への熱は冷めず、それを映像でも行って15年間ほど、続けてきました。ルイ・ヴィトンとのコラボ記念のアニメは、細田守さんに制作してもらったり、 カニエ・ウエストやファレル・ウィリアムスのPVやらを監督したりもしました。「めめめのくらげ」といって実写とCGを合成した長編映画を監督し、2013年に東宝系劇場で公開。散々な興行状態で、配給してくれたGAGAにおけるその年の興行収入の最下位になったりしました。…ですが、とにかく映像制作を 諦められない。で、このアニメーション作品「6HP」は、TVシリーズを前提にして制作している作品です。2010年のヴェルサイユ宮殿の展覧会で発表した短編アニメーション「シックスハートプリンセス」を出発点にもう6年間も、ずうっと制作し続けています。短編制作時に出会ったmebaeというエロ系 のイラストレーターと、一緒に創っていこうと彼の住み暮らす北海道札幌にCGアニメーションスタジオを作り、スタッフを50名ほど集めて、1年かけて22分のCGアニメーションを制作してみたものの、何かが違う!気に入らない!と、完成したにも拘らず、発表もせずに仕切り直し。その後も、紆余曲折、いろいろほんとうにいろいろあって、今に至っています。スタッフも何度も変わり、その中でも数名のスタッフは粘り強くついてきてくれて、で、結局、2015年の秋に、自社のスタジオ内にて手描きのアニメーション部門も導入することを決意し、 仕切り直しました。何度も造ったシナリオも、諸般の事情もあって全部書き換えて、絵コンテも何もかも全部組み立て直して、現在に至っています。その第一回目のお披露目を、いよいよ地上波でやることになりました。2016年の年末、東京圏のTOKYOMX系での放送。不完全な形での放送になるかもしれません。今回もまた、オタクの皆さんからは、ネガティヴなリアクションになってしまうかもしれませんが、兎に 角、10月の今!絶賛制作中です。 総監督 村上隆

Takashi Murakamiさん(@takashipom)が投稿した写真 -

注意事項

本ページの情報は当アニメの第1話放送開始前時点のものです。 最新の放送・配信状況は、アニメの公式サイトや各放送局・各配信サイトにてご確認ください。

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キャスト

スタッフ

総監督村上 隆

制作会社・スタジオ

制作STUDIO PONCOTAN
補足
村上隆さんが総監督を務めるオリジナルテレビアニメ。

なお、現時点ではアニメ公式サイトはないので、6HPのテレビ放送を発表した、2016年12月20日に村上隆さんのInstagramの投稿へとリンクをはっておきます。

シックスハートプリンセス

Six Hearts Princess 6♥Princess エイチピー

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